カテゴリー「2007年度読書禄(8)」の10件の投稿

2008年2月14日 (木)

進化しすぎた脳

進化しすぎた脳 (ブル-バックス)進化しすぎた脳 (ブル-バックス)

著者:池谷 裕二
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

以下帯より抜粋

「高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が読者の頭にも心地よい知的な興奮をもたらす」ー毎日新聞書評

「講義らしい親しみやすい語り口はもちろん,興味をひく話題の選びのうまさが光る」ー日本経済新聞書評。


様々な工夫がされている。最新の論文を例にだし,そこから発展した話をしていること。高校生との対話形式を取っていること。図も多く使われ,とても丁寧な感じを受ける本である。新たな面白い事を次から次へと,この本で教わった。約400ページもあり,情報が多すぎるため,僕の頭で処理しきれてないんだけどねwとりあえず,まとめてメモしておいた。


僕が興味を持った部分をいくらか紹介。来年もしかしたら卒研に関係するかもしれない脳の「神経伝達」の話。「見る」という行為の話。つまり視覚の話。また,85歳で5人に1人以上なると言われるアルツハイマーの話。

この本は,目次でかなり細かく分けられているのを一見したときは,あんまり興味が持てなかった。内容が非常に想像できずらかったから。でも,重要な中身の内容は上手くつなげられていて,とても面白かった。


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2008年2月 7日 (木)

ジェネラル・ルージュの凱旋

田口・白鳥シリーズの第3弾。個人的評価は文句なし5つ星。

「ナイチンゲールの沈黙」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」は基本的に同じ時間軸での話。「ナイチンゲールの沈黙」は,オレンジ新棟2階小児科病棟が主な舞台なのに対し,「ジェネラル・ルージュの凱旋」は,オレンジ新棟1階救命救急センター(ICU併設)が主な舞台。「ナイチンゲールの沈黙」を読了後,「ジェネラル・ルージュ」も読んで欲しい。

少々あらすじを説明
ジェネラル・ルージュの渾名を持つ、救命救急センター部長速水をめぐる疑惑が浮上。
悲願のドクター・ヘリ導入を目前に,病院を追われてしまうのか!?
田口先生が調査に乗りだし,白鳥も途中参加し,さらに複雑な展開に………。


ICU(集中治療室)という緊迫した舞台で,将軍速水の手際の良さに感動した。「手際の良さ」と書いたのは,「手術の処置スピート」のみを指し示しているわけではないからだ。様々な出来事を配慮し,迅速な判断をする速水は,僕から見てもやたらかっこいい。……いきなり視点がずれた。


救命救急センター。TVで取り上げられた事もあるだろう。だが,本の文章を通すと,思ってもみなかったことを論理的にとらえることができる。海堂尊さんは,文章をわかりやすく書く。つまり,論理的に書くのが非常に上手いので,救命救急センターをより味わうことができる。それに加え,海堂尊さんは現役勤務医であるから,詳細まで丁寧である。


一方,会話はとても面白い。テンポもよく,登場人物が生き生きしてる。超強烈キャラクター白鳥は,あいかわらず滅茶苦茶。滅茶苦茶なのに,論理的。いまだに得体の知れないキャラクターなので,説明できないw

読後は非常に爽快。

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2008年2月 6日 (水)

「一日30分」を続けなさい

2007年度年間ベストセラー「ビジネス書」ランキング一位になった本書。僕がいる本屋のビジネス書の棚で,ずっと僕を「私はベストセラーだよ」と甘い言葉で誘っていたので,この前購入した。

本書は,ビジネス書の欄に行くと,これでもかと溢れている勉強法の本の一つである。しかし,重要なのは,勉強の習慣がない人を前提として書いている事。具体的にどうすればいいかを丁寧に教わることができる。まず,そこから興味のある方法を少し活用できればいい。

個人的に面白かったのが,第3章の英語勉強法。

「なぜ英語が習得できないのか?」から始まり「リスニング,ライティング,リーディング」など細部にわたって説明されている。

リスニングに関して少し紹介。

リスニングが上達しない一つの理由として英語の音の調整を理解していない,というのを挙げている。一字一句クリアにしゃべっておらず,音が同化したり脱落したりするというのだ。これは,フルハウス聞いててうなずける。あの人ら,ちゃんと発音してねぇ!!サボッってるやん!!って思うから。

他にも「基本フレーズの暗記」「発音の習得(自分で発音できない音は聞き取れない。)」などがリスニングに関するテーマとして挙げられている。


英語勉強に関して,少し見直せただけでも良しとするか。
英語を身につけるためには,生半可な努力では駄目だって事がよくわかりました。

それではまた。

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2008年2月 1日 (金)

医学のたまご

医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)Book医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)

著者:海堂 尊
販売元:理論社
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海堂尊さん4冊目読了。3つ☆

帯より…中学生のボクが医学部で研究することになっちゃた!?分厚い医学書が10冊宿題?ご冗談を。英語の論文なんてムリムリムリ!読めないって。


さて,今回の話は,一風変わって中学生が主人公。帯のように,中学生視点で書かれている。だから,今までの「チーム・バチスタの栄光」や「ナイチンゲールの沈黙」とは比べるのは間違っている。僕がその流れで読んでしまったため,ちょっと物足りない感があった。

視点を変えてみる。疾走感はさすがと言える。あいかわらず,東条大学病院が出てきて,今までの登場人物のリンクの発見なども楽しい。病院はどんなところか,医療の仕事はどんなのか,を物語の世界に入り込み,楽しく体験してみたい時に,読むべき本じゃないかな。

最後に後書きより抜粋「医師や看護師になんかなりたくないと思っている人へ。この物語はそうした人に是非読んでもらいたいのです。」

海堂尊さんは,医者として真摯に伝えたいことを様々なセリフなどに込めていると思う。
こうした事を拾っていくのも,僕にとって海堂尊さんの本を読む楽しみになっている。

さて,次は「ジェネラル・ルージュの凱旋」に出発だ。「ナイチンゲールの沈黙」の同じ時間軸の頃のもう一つの話。
さぁて,行ってくるか。

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2008年1月30日 (水)

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙Bookナイチンゲールの沈黙

著者:海堂 尊
販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

文句なし。評価5つ☆


「チーム・バチスタの栄光」の田口・白鳥コンビはあいかわらず健在。

大学病院という縦社会での舞台で,本意を心の片隅に置きつつ,柔軟性と抜け目の無さを併せ持つ話術が楽しい。例えば,田口医師と高階病院長の会話。登場人物のタテマエとホンネを読者に面白おかしく伝えてくれる。

また,白鳥が出てきてからというもの,会話が暴走するというか,踊っているというか。そんな中での,登場人物のやり取りに,僕は電車の中でニヤニヤしっぱなし。電車内で,海堂尊さんの本読んでいて,あきらかに頭悪そうでニヤついていたら俺かもしれませんw。著者の海堂尊さんもホームページのインタビューで「彼等(田口・白鳥)は私の思惑を越えて、勝手に暴れ回っている。制御不能。」なんて,遊んで言っていたww

そして,それらの面白さを高めてくれる大切なポイントが,語彙力の高さと流暢な言葉使い。難しい言葉が多いのに,とってもわかりやすく読みやすい!ということ。今回も20個を超えるわからない単語が出てきた。


そして,物語の味付けとしてサスペンスという軸が加わる。「味付け」と言ったのは,この事が,全体的に相乗効果となり楽しめるように設定してあり,メインディッシュであるように感じないから。

続,海堂尊さん祭り開催したくなりました。ちなみに,海堂尊さんを知りたい方はこちら→海堂尊さんインタビュー

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2008年1月24日 (木)

死者の奢り・飼育

本日も本屋は,返品祭りでした。
今日触れた書物はおよそ1000冊。ダンボール17箱。
「本屋の返品作業は筋トレである。」


さて、本日読了した本。最近の僕の本ジャンルは守備範囲広いので、どんとこい状態。たまには、こういうのも読みます。

死者の奢り・飼育

著者:大江 健三郎
販売元:新潮社
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裏表紙より引用…屍体処理室の水層に浮沈する死骸に託した屈折ある…「死者の奢り」,療養所の暑い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」,黒人兵と寒村の子供達との無惨な悲劇「飼育」,傍観者への嫌悪と侮蔑をこめた「人間の羊」など6編を納める。’閉ざされた壁のなかに生きている状態’を論理的な骨格と動的なうねりをもつ文体で描いた,芥川賞当時の輝ける作品集。

なんや,これ!!って思うでしょ。俺も思いましたし、思っています。というのも、


読み始め,「うわ,なんやこれ。」そして,読み終わり「同左」だから。上手くレビューできない。
書かれた時代が戦後間もなくの時期であるから,否応にもそのことは伝わってくる。
とにかく評価は☆3つ。

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↑↑文学小説を読み終わって、今の海堂尊さんの小説を読むと文章が流暢なので、さっくさく進んで快感。

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2008年1月21日 (月)

7seeds

7SEEDS 1  フラワーコミックス7SEEDS 1 フラワーコミックス

著者:田村 由美
販売元:小学館
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これって、案外人気だよね?推測だけど。近所の古本屋に立ち寄ったときにチェックするけど、いつも在庫ないし。

世界観の設定がなんといっても一番の特徴で、ストーリーは重い。
地球に隕石が衝突が衝突し、再び人間が暮らしていける環境になるまで、冷凍保存されていた選ばれた若者達。もちろん、極秘プロジェクトのため、本人達には知らされず、寝ている間に運ばれ、様々な場所で冷凍保存された。物語は、ある場所の若者達が目覚め、海に荒れ狂うボートの上にいるところからストーリーが始まる。「自分がどうしてここにいるのかわからない」極限の状態のまま、無人島にたどり着きサバイバルが始まる。


ちなみに、サバイバルの勉強にはならない。
現時点で地球に存在しない生き物や植物が描かれているから。過剰にリアルなので、少し怖い。


この話は誰が主人公である、と一概に断言できない。登場人物達の様々なやり取りが生々しく、なんていうか映画「猿の惑星」を思い出させるような感覚である。映画「猿の惑星」が好きな人は是非。所謂「楽しい」内容とは、全然違うので、素朴な楽しさを求める人は、是非アメリカのコメディドラマ、フルハウスをお求めください。


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↑徹夜で麻雀やったために、レポートが進まなくって、サッっとかけるマンガ日記にしました。

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2008年1月11日 (金)

頭がいい人,悪い人の話し方

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

著者:樋口 裕一
販売元:PHP研究所
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愚か者の話し方をわかることによって,「反面教師」として良い話し方が身につきますよ。というのが本書である。
まとめすぎたな。

本書は大きく4章に分かれている。
一章…あなたの周りのバカ上司
二章…こんな話し方では,異性が離れていく
三章…絶対に人望が得られない話し方
四章…こんなバカならまだ許せる。

この大きくわかれた章に,細分化された項目10ずつ程ある。
僕が気になった「自分の事しか話さない」や「人の話を聞かない」や「低レベルの解釈をする」などの項目のページを開いてみると,それに関して数ページ書かれている。周囲の人の対策や,自覚するためのワンポイントも丁寧に書かれていてサッっと読める。

一つ一つの項目が誇張されて書かれている感じがしたので,仰々しすぎると思う人もいるかもしれないな。
その分,例えがわかりやすく笑える,という見方もできる。


僕は,大切な場面で言葉が出てこない自分の語彙力不足にむかっ腹を立てたり,会話の主語を8割がた相手にしようと努力したり,相手の話を途中で止めて自分の意見を勝手に言ってたよな(聞いたフリ病),と反省したりなどなど普段から考えている。結局は日々実践トレーニング。会話なんて一瞬の判断なので,すぐには治らないと思う(頼むからさ,治ってくれよ俺の悪いところ)。


本書は決して特効薬ではない。自覚への初めの一歩が多々紹介されている本である。
僕もこの本に出会って,自分の話し方の悪い点が一つでも見つかれば,それでいいや。


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2008年1月 4日 (金)

へうげもの

「やっぱり、ジャガーさんより、マサルさんの方が面白かったよねぇ」

「そうですね。あのバカさかげんが何とも」

などという、僕を蚊帳の外に置いた話題が朝から繰り広げられていました。ちなみに、「ジョジョは面白いよ」会話はしょっちゅうの事です。全然わかりません。弟子入りさせてください。そんなわけで少年ジャンプコミックが4つ程本日発売しました。ジャガーさんとこち亀など……。


最近ジャンプはワンピースと他少ししか面白くなくなってきてしまいました。テニスとか何かオーラ出てるしwよくわからんわ。だらだらと長期化が進んでいるように思えてならない。期待の新人が出てこない事が相乗効果になっているのだろう。

へうげもの 1服 (1) (モーニングKC)へうげもの 1服 (1) (モーニングKC)

著者:山田 芳裕
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

最近、マンガばかり紹介しているけど、気にせずこれも紹介。読み方は「ひょうげもの」

時は織田信長がいる戦国時代。主人公は古田左介。この人はかなりの数寄者(風流の道、特に茶の湯などを好む人…広辞苑より)であり、武士の本分と数寄者の性格とがぶつかり悩んでしまうシーンや、この時代そのもの(織田信長や秀吉を取り巻く物語など)を、作家が面白い絵で描いてくれているので、純粋に絵で笑える。

高校のとき、日本史は漢字が多いから嫌いと地理を即決した僕には丁度いい歴史の読み物。ほらっ、どうにか3日くらいかけて、やっと主人公の名前も覚える事ができて、知識も一つ増えたし言う事なしやろ。

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2008年1月 2日 (水)

カラスヤサトシ

明けましておめでとうございます。この場をかりて挨拶を一言だけ。

しかし,前置きはまだ続きます。
今日は,バーゲンと,福袋を求めて,遊び半分で京都の四条へ赴きました。四条駅ついたあたりから,人の多さに唖然とし,僕らも戦闘態勢。大丸や,阪急百貨店などに寄って戦闘開始。福袋一つ購入。初めて購入。いやぁ,他人のやる気には,怖いものがあったけれど,これ楽しいな。来年も出陣しよう。来年は,Rニューボルド,ボイコット,ニコルあたりの福袋を狙いすまして,出発したい。

一旦帰宅してから,近所のブックオフに行き,遊んでいた。立ち読みをするわけでなく,本を漁って過ごし,2時間半くらい。それは,書店員バイトになって本の範囲が大幅に広くなったのが理由。というのは,少年コミック,文庫本だけでなく,青年コミック,文芸書,ビジネス書,新書,少女コミック,コミック文庫などの場所全てを,ウロウロできるようになった。おぉ,これ置いてあるんや!これ読みたかってん!などとはしゃぎながら。本屋って楽しいなぁ。

それにしても,ブックオフで遊ぶのってお金結構必要やで。1時間あたり1000円くらいかかってるやんwww
ここでも,少し安売りしていたので,頑張ってしまいましたw

さて,(内容の薄っぺらさがばれる)本題へと,入りましょう。今日は,本屋のマンガ担当社員さんが「これは,久しぶりに吹いたwww」と言ってたマンガを紹介します。なかなか面白かった。☆4つ。

カラスヤサトシ (アフタヌーンKC (425))Bookカラスヤサトシ (アフタヌーンKC (425))

著者:カラスヤ サトシ
販売元:講談社
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アフタヌーンで連載されている,知る人ぞ知る4コママンガ。一巻に4コママンガ279話含まれている。そして,4コマなんだけれど,言葉が意外と多く使われているため,読むのに時間が結構かかったりする。

コミック一巻の裏表紙にも一つ4コマが記載されていて,それを読んで笑った人は読んでみてください。

この人は,生活全てをボケに費やしているような人。機転が利く上手いボケというわけでは無いと思うけれど,恥を恐れない渾身のボケ(もう少し,恐れた方がいいと思うくらいw)に笑える(少々痛い)。この人,本当にここまでしているのだろうか,という真実を疑う疑問さえ次々沸いてくる程のストーリーが4コマに書かれている。


いやぁ,こんな人が本当にいるのが凄いwwwマンガの世界みたいだからw

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