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2008年2月 7日 (木)

ジェネラル・ルージュの凱旋

田口・白鳥シリーズの第3弾。個人的評価は文句なし5つ星。

「ナイチンゲールの沈黙」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」は基本的に同じ時間軸での話。「ナイチンゲールの沈黙」は,オレンジ新棟2階小児科病棟が主な舞台なのに対し,「ジェネラル・ルージュの凱旋」は,オレンジ新棟1階救命救急センター(ICU併設)が主な舞台。「ナイチンゲールの沈黙」を読了後,「ジェネラル・ルージュ」も読んで欲しい。

少々あらすじを説明
ジェネラル・ルージュの渾名を持つ、救命救急センター部長速水をめぐる疑惑が浮上。
悲願のドクター・ヘリ導入を目前に,病院を追われてしまうのか!?
田口先生が調査に乗りだし,白鳥も途中参加し,さらに複雑な展開に………。


ICU(集中治療室)という緊迫した舞台で,将軍速水の手際の良さに感動した。「手際の良さ」と書いたのは,「手術の処置スピート」のみを指し示しているわけではないからだ。様々な出来事を配慮し,迅速な判断をする速水は,僕から見てもやたらかっこいい。……いきなり視点がずれた。


救命救急センター。TVで取り上げられた事もあるだろう。だが,本の文章を通すと,思ってもみなかったことを論理的にとらえることができる。海堂尊さんは,文章をわかりやすく書く。つまり,論理的に書くのが非常に上手いので,救命救急センターをより味わうことができる。それに加え,海堂尊さんは現役勤務医であるから,詳細まで丁寧である。


一方,会話はとても面白い。テンポもよく,登場人物が生き生きしてる。超強烈キャラクター白鳥は,あいかわらず滅茶苦茶。滅茶苦茶なのに,論理的。いまだに得体の知れないキャラクターなので,説明できないw

読後は非常に爽快。

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2007年度読書禄(8)」カテゴリの記事

コメント

文章をわかりやすく書くって凄いことですよね。
それと「読後爽快」というのは大事です。
読了した時に幸福感を味わえる本に出合えるのはホントに素晴らしい。

投稿: むーむー | 2008年2月 9日 (土) 00時46分

>むーむー
凄いですよね。それに比べ、僕の文章は破綻してますww
読後爽快、なんとなく遠くを見るような目をしてしまいます。
後、自分にとっての良い言葉、大切にしたい言葉を見つけれた日は本当に嬉しいです。

投稿: ふじお | 2008年2月10日 (日) 21時58分

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