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2008年12月 3日 (水)

容疑者Xの献身

石神「誰かに認められる必要はないのだ。…中略。論文を発表し,評価されたいという願望はある。だがそれは数学の本質ではない。誰が最初にその山に登ったかは重要だが,それは本人だけがわかっていればいいことだ。」

僕がパッっと瞬間的に気になった文章。
これは,実際に石神が話している文章では無いので,映画では言われてないかもしれない。
小説を読んで,「これ,いいな。」って思うところが人によって違うから,できれば小説で読んで終わっておきたい。映画も面白いと聞くけれど…・

さて。
なぜ,気になったかを考えた。
最近読んだ,似たような文章を思い出した。
福岡伸一「頂上に達した,一握りのノーベル賞受賞者の登攀経路は,すでにたくさんの人々によって拓かれていた。その人々はノーベル賞受賞者と同じくらいの,あるいはそれ以上の切実さをもって,自然の謎を知りたいと願ったものである。アンサング・ヒーロー(謳われることがなかった英雄たち)……略」

アンサング・ヒーロー。こういうの,いいな。

福岡さんは分子生物学者。
僕は理系人間(学校の学科で)。東野圭吾さんも大阪府大の理系卒でエンジニアとして勤務。
親しみがわいた。
東野圭吾さんの本,面白いと思った。

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