カテゴリー「伊坂幸太郎(8)」の8件の投稿

2007年12月 6日 (木)

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバーBookゴールデンスランバー

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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新潮社の概略より…仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか?

伊坂幸太郎の直球の小説。モチロン、テンポのある会話や一捻り入れた言い回しは健在。詳しくは言わないが、衝撃的なあの言葉「オズワルドにされるぞ。」は僕の頭の中で今日ガンガン鳴り響いていた。一方、昔の花火のシーンなんかは繊細で心に残っている。伊坂さんは時系列を巧みにあやつるなぁ,と感心しっぱなし。…当たり前の事を当たり前のように言うが、これはただの娯楽小説ではないぞ!!今既に,二回目読みたくなってる自分がいますw

さて、11月30日に発売したゴールデンスランバーですが、2008年本屋大賞の対象となる作品が~11月30日までなので、まさに間一髪対象期間内であり、伊坂さんは去年に続きまた上位10作品に入って欲しいですね。

本屋大賞とは、新刊書の書店で働く全国の書店員の投票で決定する賞である。幸運なことに、バイトの身分の僕でも参加できるらしい。早速一次投票が始まっているので、早くもワクワクしてきています。

このミステリーがすごい! 2008年版Bookこのミステリーがすごい! 2008年版

販売元:宝島社
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こんな本も今日発売されていました。ランキングが増える時期だなぁ。ワクワクする反面、迷うからこれ以上選択肢を増やさないで欲しいという考えが、心の片隅ではなく、ど真ん中にあぐらをかいて座っているんだよなぁ。文芸書は高いからねぇ、という本屋店員の嘆きですよ('A`)

↓↓伊坂さんに期待特大の人クリック

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2007年11月16日 (金)

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)Bookアヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

著者:伊坂 幸太郎
販売元:東京創元社
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概要(裏表紙より)
「引っ越してきたアパートで出会ったのは,悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに,彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は…たった一冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに,なぜか僕は決行の夜,モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!」

帯より
「神様を閉じこめに行かないか?」

僕の独断の評価☆☆☆☆☆


こういう突飛な内容に弱いんですよ僕は。

物語は「現在」と「二年前」が平行して進んでいく。

主人公の「僕」は「二年前」から続いている物語に「現在」から途中参加している。

モチロン読み手の俺は途中参加であり,最初に小説に入り込んでしまったため,最後まで一気に読んでしまったわけだ。一直線に入り込んでしまったため,不思議な物語に心動かされるのみだった。伏線なんて全くみえてないしww

しばらくして(今年の9月くらいに)2回目読んだとき,これも伏線,これも伏線,これなんてラストや読後感に関係ある伏線やん!!と様々な事が見えてきて,よく練られ洗練された文章だなぁと伊坂幸太郎を尊敬したっけ。


この本は第25回吉川英知文学新人賞受賞作でもあり,やはり傑作と言えるだろう。

これを読む人は僕のように,ただただ物語に入り,翻弄されて欲しい。今感想文たくさん書くことなんて簡単にできるけど,ダラダラした文章になるだろうし,予備知識はできるだけない方がいい。その状態で是非読んで欲しい。一風変わったミステリーを読みたい気分の人へ自信もって僕はこの本をオススメする。

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2007年10月19日 (金)

チルドレン

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071016i514.htm

つい先日この記事を見て,伊坂幸太郎のチルドレンを思い出した俺。
「神より,紙を」だったかなw。

ちなみに,チルドレンは家裁調査官陣内を中心にした話。どっから,こういった内容が出てくるかは,そりゃ読んでからのお楽しみってやつですよ。

ただ、少しだけ好きな部分を説明します。

少年少女を担当する家裁調査官陣内。
「駄目なやつはダメなんだよ。更正させるなんて奇跡みたいなもんだ。」と文句を言われたとき,
「それだ!!俺たちは奇跡を起こすんだ」
と言い切った陣内。

伊坂さんの文章は奇跡が起きる,と僕は最近よく思います。

陣内を取り巻く5つのショートストーリー「チルドレン」を是非堪能してもらいたいですね。

チルドレン (講談社文庫 (い111-1))Bookチルドレン (講談社文庫 (い111-1))

著者:伊坂 幸太郎
販売元:講談社
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あぁ,次11月に発売予定の伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」待ちきれないなぁ(*'▽'*)

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2007年10月 3日 (水)

重力ピエロ

重力ピエロ (新潮文庫) 重力ピエロ (新潮文庫)

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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「本当に深刻な事は陽気に伝えなければならないんだ」(重力ピエロより)

僕もそう思う。

仲の良い友人,恋人などに深刻な事を伝えるときは特にそぉ思う。

・あまりにも,重すぎる発言を言ってしまったな。ってときは,すかさずジョークを織り交ぜる。

・深刻な相談するまえに自分で立ち向かい方を見つけておいて,「…(深刻発言)。んでね,俺はこう思うんやけど,どぉ思う?」などのように相談する。

・滅茶苦茶な理由だろうが,とりあえず陽気に!!を第一にしようとする。

親しい間柄なら迷惑をかけるのは仕方ない。でも,陰鬱な気持ちには巻き込みたくない。

だから,僕はできるだけこのようにしようと思う。

「本当に深刻な事は陽気に伝えよう」と。

「重力ピエロ」にはこのことがちりばめられている。というより,この考えが全体を貫いているといった感じだ。

伊坂幸太郎さんの本は13冊全部読んで,今読み返しているところ。だいたい2回は読んだか。文章に散りばめられた作家さんの考え方に触れた感じがするとき,楽しい。

「アヒルと鴨のコインロッカー」という本が土砂降りの雨で,予期せぬ水洗いをされたときは悲しかった。一気にしわしわになって歳をとってしまった。誰かシワを取ってくれ~(^_^;)

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2007年6月26日 (火)

魔王

魔王 魔王

著者:伊坂 幸太郎
販売元:講談社
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これは、政治に関する物語。

僕は、情けないことにこの本を明確に表現する言葉が見つからない。

なんて、不気味なんだろう。

なんて、不思議なんだろう。

それでも、伊坂さんの作品。やはり、軽やかに進んでいく。

読んでみて欲しいな。

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2007年6月 7日 (木)

砂漠

砂漠 砂漠

著者:伊坂 幸太郎
販売元:実業之日本社
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僕はこの本が今3回目なほど好きで,

久しぶりに読むと,また好きで,

特に,西嶋君っていうキャラクターが大好きです。

全体のストーリーは,おおまかにのみ言いますと,とある5人がメインの大学生活での様々な出来事。コンパや麻雀,学際や超能力!?といった出来事。伊坂さんの軽快な文章も健在。

大学生は,読んで欲しい。

西嶋君は5人の中の一人なのですが,自分の弱さを一番わかっていて,それでもなんとかしようと努力し続ける。

僕が一番好きなのが「西嶋は恥じない臆さない!」っていう姿勢です。

臆病を断ち切ろう。いいかげん,臆病に別れをつげよう。

続きを読む "砂漠"

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2007年5月 9日 (水)

フィッシュストーリー

またまたまたしても伊坂幸太郎の本。

フィッシュストーリー Book フィッシュストーリー

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
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伊坂さんの本の特徴として,本どうしがリンクしていることが挙げられる。つまり,他の本で発見した好きな脇役や,主役が再びチラッっと出てくることがしょっちゅうある。

この本はそんな名脇役がたくさん出てくる中編集。

4つの話があるが,1,3が好きかな。

1つ目は,深夜の動物園で毎晩のようにうつぶせに寝ている謎の男。彼は,動物園に活気をもたらす「エンジン」のような存在でありだと言うのだが……

ふぅ。普段の独り言日記に拍車がかかり,読書日記は自己満足日記になりますね~。

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2007年4月20日 (金)

終末のフール

終末のフール 終末のフール

著者:伊坂 幸太郎
販売元:集英社
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を昨日読み終わった。説明すると、、

8年後に小惑星が地球に衝突し人類が滅亡すると宣言される。

もはや学校行く必要も、働く必要もなくなり、躍起になって逃げようとする人達で道路は溢れる。

農業で働く人も減るため、食料や飲料水確保のためのスーパーマーケットや、自動販売機の前は戦場となる。

モチロン犯罪者も増える。そんな荒れた昼間。

夜間は、あちこちでの言い争い、断続的に聞こえる叫び声、侵入者を撃退する声。

そんな世界の5年後。

いったん小休止となったのか、静かな世界が戻る。

このお話は、そんな中、どこかへ逃げようともせず、あるマンションに残っている8人の短編集。

伊坂さんは、こういう暗い話に、力強く、微笑ましいものを出すのが上手いです。

最初の二つが好きで、「あぁ、微笑ましいなぁ」と感動。是非読んでみて♪

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